これにより、バージョンによるコマンド動作の違いやGEOSIS-OCXとプロテクトボックスのバージョン相違による起動エラーが無くなると共に、 ファイルの管理が簡潔になります。
今後、OCXファイルのバージョン情報はリリース日とし、バージョン単位ではなく○○リリース版として管理を行って参ります。
バージョンの表記は以下のようになります。
■OCXファイルバージョン表記
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[変更前] 7.0.0.22
↓
[変更後] 2008.10.28.7 (リリース年月日と最新メジャーバージョン番号)
■GETVERコマンド(戻り値:ReturnStr1)のバージョン表記
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[変更前] GEOSIS-OCX Version 7.002200
↓
[変更後] GEOSIS-OCX Version 7.081028 (プロテクトボックスのバージョンと リリース年月日)
ご利用いただける機能については、プロテクトボックスからバージョンを取得して利用可能なコマンドを識別します。
これによる効果と影響範囲は以下のようになります。
- コマンドの動作が全バージョンで統一されます。
- プロテクトボックスのバージョンによる起動エラーが発生しなくなります。
- プロテクトボックスのバージョンを気にせずにOCXファイルの更新を行えるので、OCXファイルの管理が簡潔になります。
- Ver6以前のGEOSIS-OCXを使用している場合は、別途GDI+のインストールが必要となります。
- Ver5以前のGEOSIS-OCXを使用している場合は、別途Microsoft Data Access Components (MDAC) 2.7以上のインストールが必要となります。
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バージョンによりコマンド仕様が変更されている事により、ユーザーインターフェースや表示等が異なります。
【GETVER】 ・・・・・・・・戻り値の内容が変更されます。 ※戻り値の内容については”GETVERコマンド(戻り値:ReturnStr1)のバージョン表記”を参照してください。 【PRINTOUT】 ・・・・・・・・印刷プレビューのメニュー[拡大]・[縮小]が[拡大率]に変更されます。 【EDITGDS】
【EDITEDS】・・・・・・・・[全ON]・[全OFF]・[全SCALE]・[初期値]ボタンが追加されます。 【EDITADS】 ・・・・・・・・背景塗りつぶしの設定に[反転]・[縁取り]が追加されます。
ユーザーの皆さまには少なからずご不便をお掛けすることになり、誠に恐縮でございますが、サポートサービスの更なる向上に努めて参りますので、 ご理解とご協力の程、よろしくお願い申し上げます。