■報告と対応状況
Access2003で動作させると一部正常に動作しない機能がありました。
このページでは発生する現象の対処が記載されております。
デモシステムは基本的に売り切りですので、極力お客様ご自身で問題を解決して頂けますようお願い致します。
以下に、現象別の対処方法をご案内致します。
『Access2000』形式、『Access2002-2003』形式のどちらも同じ対処方法になります。
1999年11月以前のデモシステムは『Access97』用ですので、そのまま使用することはできません。
また『Access2002-2003』形式に変換しても動作しません。
『Access2003』で動作させるには、Access2000へバージョンアップする時と同様の対処を行ったのち、Access2003の対応を行って下さい。
詳細は、こちらをご参照ください。
※モジュール公開版が対象です。
非公開版をご購入頂いたお客様は本社営業部にお問い合わせ下さい。
※『GEOSIS-OCX』は全バージョンで正常に動作します。
従って、お客様が構築されたシステムについては、お客様サイドでメンテナンスをお願いいたします。
また、GEOSIS-OCXの『WindowsVistaでの動作チェック報告』は、こちらをご参照ください。
■全デモシステム共通の事前準備
事前に『GEOSIS-OCXライセンス』をインストールして下さい。
事前に『Access2003』をインストールして下さい。
以下に説明する対処方法は、『GEOSIS-OCXライセンス』と『Access2003』が正常にインストールされている状態が前提です。
必ず事前にセットアップして頂き、セットアップ時に問題が発生した場合は、問題を解決してからデモシステムの修正を行って下さい。
■現象別の対処方法
グラフが表示されない
[現象]
グラフの張り付いたフォームを開いた時にグラフが表示されない現象が発生します。
※この現象はOSがWindowsVistaの場合のみ発生します。
[対処方法]
フォームのOpenイベントにグラフオブジェクトのRequery処理を追加して下さい。
【修正例】
公園台帳管理システム フォーム「公園個数グラフ」
※赤字の行を追加
Private Sub Form_Open(Cancel AsInteger) DoCmd.MoveSize 190, 1270 End Sub
Private Sub Form_Open(Cancel As Integer)
DoCmd.MoveSize 190, 1270
me.グラフ29.Requery
End Sub
[関連機能]
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公園台帳管理システム
- 【全体集計】
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上水道台帳管理システム
- 【集計】
-
下水道台帳管理システム
- 【集計機能】
GEOSIS-OCXの一時描画が消えてしまう(GEOSIS-OCXのフォーカス移動時)
[現象]
GEOSIS-OCXオブジェクトからフォーカスが別のコントロールに移動すると現象が発生します。
GEOSIS-OCXの張り付いているフォーム内で、フォーカスの移動を行うと、GEOSIS−OCXの再描画が行われ、一時描画(コマンド“DSPSETPAL”や“FGDISPT”などで表示したもの)が消えてしまいます。
[対処方法]
BRGEOSIS-OCXからフォーカスを移動する時に再描画されてしまう現象は回避できませんので、一時描画(“DSPSETPAL”や“FGDISPT”)を実行する前に、フォーカス移動先のオブジェクト(GEOSIS−OCXオブジェクトやメッセージガイドラインメッセージ)にフォーカスを移動する処理と“DoEvents”関数を追加します。一時描画前にフォーカスを移動することにより、一時描画後に再描画が発生しなくなります。
【修正例】
上水道台帳管理システム フォーム「MENU_ファイリング」の「File_弁栓」ボタンクリック時
※赤字の行を追加
Private Sub File_竣工図_Click()
Dim ANo As String
Dim ELNo As String
Dim RetVal
RET = SMSG("MAP", "ファイリングデータを表示します。表示する管を指示して下さい。
(右ボタン:キャンセル)")
Forms("MAP").GEO.SetFocus
DoEvents
georet = GExecMSG("DSPSETPAL", "192 192 192")
:
(省略)
:
●コマンド“FGINPUT”で登録したデータが消える場合
[対処方法]
GEOSIS-OCXのフォーカス移動時に再描画されてしまう現象は回避できませんので、コマンド“FGINPUT”で図形を登録した後に、コマンド“DSPREFRESH
CLR”の処理を追加します。
※“DSPREFRESHCLR”を実行しないと、再描画時にベクタキャッシュの情報が表示されるため、コマンド“FGINPUT”実行前の情報が表示されてしまいます。
【修正例】
公園台帳管理システム フォーム「MAP_公園台帳図」の「属性表示_MNU」のクリックイベント
※赤字部分を追加
Private Sub 属性表示_MNU_Click()
:
(省略)
:
Case 19 '樹木名称表示
georet = GExec2("CHKDGRP", "311")
If GEOSIS2.ReturnQ1 Then
:
(省略)
:
Else
Ret =公園内中間ファイル作成("210", Group_No, "ATMP")
Ret = 属性注記交換("TREE","ATMP", "AAT")
georet = GExec2("SETDGRP", "ON ! ! 311")
georet = GExec2("SETSGRP", "ON ! ! 311")
georet = GExec2("SETEGRP", "ON ! ! 311")
georet = GExec2("FGINPUT", "AAT 311")
georet = GExec2("DSPREFRESH", "CLR")
End If
:
(省略)
:
[関連機能]
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公園台帳管理システム
- 公園図面表示画面の【更新】−【新規入力メニュー】
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上水道台帳管理システム
- 【ファイリング】
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【属性表示】機能
(【管】、【量水器】、【受水槽】、【弁栓】、【水源施設】、【開発行為】、管属性引出し) - 【ファイリング】
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下水道台帳管理システム
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- サブシステム「道路情報管理」の【委託箇所図】